ぴんぴんころり
多くの方は、ぴんぴんころりがやはり希望ではないでしょうか?
そのために私達あいりすでは、歩く(ウォーキング)事を高齢者の方にオススメしております。
歩く事で次の8つのメリットがあります。
①心臓の強化
ウォーキングは比較的軽い運動ですので、心臓や肺に負担をかけることなく 心肺機能を高めることができます。
ウォーキング(歩くこと)による有酸素運動を行うことで、心臓や肺を 元気に働かせ、新鮮な血液を全身に送り出すことができるようになります。
心臓はポンプの役割を果たし、全身に血液を送り出しています。 動脈が酸素を多く含んだ血液を全身へ送り出し、 静脈が全身から古い血液を送り返す役目を行います。
しかし重力に逆らって、心臓だけの力で全身からの血液を引き上げるのは、心臓にかなりの負担が掛かります。 これを助ける役目を果たすのが第2の心臓と言われる足のふくらはぎの筋肉によるポンプ機能「ミルキングアクション」です。
「ミルキングアクション」とは具体的にいうと、筋肉の伸び縮みによる血液の押し上げです。 筋肉が血管を軽く押すことで、血液を心臓へと押し上げてくれる働きのことです。
ウォーキングによって足の筋肉が鍛えられ、ポンプ機能が高まり、心臓への負担が軽減され、結果として心臓が強化されます。
②骨の強化
骨という組織の主成分はカルシウムである事はご存知の方も多のですが、そのカルシウムの吸収を助ける要素には何があるのか? について知らない方は多いと思います。一つは、ビタミンDを体内に増やす事、二つ目は骨に適度な刺激を与える事、なのです。
ウォーキング中に、日光に当たることで体内には、カルシウムの吸収を助けるビタミンDが作られます。また、人間のカラダの仕組みとは不思議なもので、自分が行った生活習慣によって体が変化するのです。 ウォーキングすることで骨に刺激を与えれば、その刺激に耐えられるように骨を強化するというような 変化が自然と発生する訳です。
この様に、ウォーキングには骨を強化する効果があるのです。
③肥満解消
血液中には脂肪(血中脂肪)が流れていますが、有酸素運動をすることで、取り込んだ酸素と脂肪が結合している状態のまま運動する事で、脂肪が燃焼されます。
燃焼される脂肪は血中脂肪が先で、その後から体に溜め込んだ脂肪が燃焼されます。 有酸素運動を長く続けることで、脂肪が燃焼され続けます。
また、ウォーキングによる運動を続けていくと、筋肉も付いてきます。 筋肉が付いてくると、さらに基礎代謝量(何もしない状態で消費するカロリー)も増えてきますので、更なる脂肪燃焼の助けにもなってくれます。
有酸素運動は英訳するとエアロビクスです。ウォーキングは有酸素運動ですので、少し息が弾むくらいで、人と話をしながら歩けるくらいの呼吸が有酸素運動の目安になります。
以上のような理由により、ウォーキングは脂肪燃焼にも大きな効果を発揮します。
④美肌効果
ウォーキングを習慣として毎日続けると、汗をかき、新陳代謝も活発になり若々しい肌がよみがえってきます。 さらに有酸素運動によって血液の循環もよくなり、皮脂が分泌されてお肌も潤ってきます。 内蔵機能の正常化作用もあり、美肌には根本的な効果があります。
特に女性の場合、一度体験してみると、運動した日とそうでない日では、肌の状態に違いがあることが わかるはずです。
⑤生活習慣病予防
生活習慣病は、名前の通り普段の生活習慣が原因で起こる病気のことです。
主に以下の生活習慣が原因といわれています。
生活習慣病の代表的な病気は
などです。
生活習慣病の温床となっている根本の原因が、肥満(メタボリックシンドローム)です。③で説明いたしました“肥満解消効果”があるということは、全ての生活習慣病に効果がある、ということになります。
⑥脳への刺激と鍛錬効果
ウォーキングは有酸素運動ですので、脳に新鮮な酸素を取り入れる事ができるので脳を活発にしてくれます。
その証拠として、哲学者・科学者は散歩をしながら構想を練ったり、考えをまとめる人が多くいるのです。なぜならば集中力がぜんぜん違い、 作業の効率が違ってくるからです。
脳を鍛える趣旨のTV番組でも、散歩しながら暗記する事が、脳を活性化するといった部分が必ず出てきます。それほど効果があるとされているものが このウォーキング(散歩)です。 中高年の認知症予防にも効果があることも分かってきています。
ウォーキングは、脳への刺激と鍛錬効果が科学的に実証されています。
⑦ストレス解消効果
現代人にストレスは付き物です。会社・人間づきあい・家庭・お金など原因はさまざまです。
しかし、全くストレスが無くなってしまっても人生は味気なくなってしまいます。 人間らしい生活をするなら、ストレスと上手に付き合い、一旦うけたストレスを上手に解消する快適なストレス解消法を考えることが良いのではないでしょうか。
その点、ウォーキングには次の3つの理由により、ストレス解消の効果があります。
(1)気分転換効果
外の空気を浴びて、軽い運動をすることでリラックスした気分になり気分転換できて、ストレスも緩和されます。
(2)血行促進効果
血行がよくなると消化器系の調子もよくなり体の調子もよくなります。体の調子から来るストレスには効果てきめんです。
(3)自律神経安定効果
ウォーキングを続けていると精神的に気分が楽になるような感覚があります。 そのような感覚の時には、β(ベータ)エンドルフィンという爽快感や幸せ感を感じるホルモン物質が放出されるということが解明されています。
また、運動による適度な疲労感は、睡眠が深くなるという利点もあり、不眠の解消にもなります。
⑧寝たきり防止効果
寝たきりになる原因の第1位は“脳卒中”です。 脳卒中は高血圧・糖尿病などが原因になる 病気ですので、 予防には生活習慣病に効果のあるウォーキングがもってこいで一番です。
また総合的には、実質上の寝たきりの第2位の原因と考えて良いのが“骨折・転倒”です。脚腰の骨と筋力アップにはもってこいと言えるのがウォーキングです。
ウォーキングの効果の中では最大の効果と言っても過言ではない位、寝たきり防止効果というのは価値ある効果ではないでしょうか。
8つの効果をさらに引き出すために
●脳は足と共に進化した
●二本の足は二人の医者
●老化は足から
●姿勢を正しく伸び伸びと、正しい歩き方を知ろう
●焦らず頑張らず毎日続けよう (運動は貯金できない)
いつまでも元気で長生きするために毎日少しでも歩く習慣を。。。